【扁平足がもたらすスポーツ障害】

扁平足に注目する際に気をつけることが1点。
骨格そのものが扁平に変形しているのか
足底の筋肉が発達して見かけ上扁平に見えるか
この2つの見極めが必要となります。
後者の場合、骨格に異常がなければ
機能的には何の問題も生じないはずです。
もちろん筋肉のいずれかに問題があり
それに伴う症状が出ていれば改善の必要がありますが。
前者の場合は骨格の変形、つまり歪みなので
歪みに伴う痛みや動きの制限が出ているならば
歪みの改善は必要となってくるでしょう。
足部の障害はその上の膝、股関節、骨盤、上半身
更には肩や首まで影響を及ぼします。
よくある例として
シンスプリントやオスグッドなどがあり
足部の影響を強く受けることがあると知って欲しいです。
このように、痛みあり場所と原因となる場所が
別々の場所にあることを踏まえた上で
注意深く見極める必要があります。
湿布を貼っても良くならないという場合では
十中八九こういうケースであると考えられます。
足底部へのアプローチとして
当院ではカッピングを積極的に用います。
もちろん方法は他にも様々ありますので
あくまでも手段の1つに過ぎません。
それを踏まえた上で
数ある手段の中でカッピングを選択する理由が
・効果が目に見えて確認出来ること
・本人の感覚にも効果が現れやすいこと
・手軽かつ短時間でアプローチで可能なこと
以上が挙げられます。
時間をかければそれなりに効果は出せますが
同じ効果を出すなら短時間で簡単な方が良いですよね。
特にスポーツの現場では時間も場所も制限がある中で
いかに短時間で手間をかけずに結果を出すかが勝負です。
施術を受ける選手自身も
自分に何が必要かをよく考えて見極める
こういう思考を持って欲しいと願っています。

※土踏まずの違いの写真はあくまで目安です。
気になるという方はぜひ一度
当院のカウンセリングを受けてみてください。