【カッピング勉強会@藤沢】

いつもお世話になっているいしかわ接骨院さんで
月一でやっているカッピングの勉強会。
新たにカッピングの講習を受けた仲間が加わり
勉強会はかなり賑やかになってきました。
FCMという共通の言語を用いて
様々なシーンでのカッピングの有効性を検証したり
テクニックの復習や共有をしています。
今回、野球選手が検証に加わり
パフォーマンスの改善と向上をテーマに
カッピングのテクニックを様々試しました。
症例報告の投稿をこれまでも上げていますが
これをご覧になっているアスリートやその保護者
そして指導者の方々に訴えたいのは
スポーツにおける怪我もパフォーマンスも
その根本はカラダであり、コンディションであること。
それらを無視しては望み通りの結果は得にくいということです。
これから夏スポーツは冬トレに入っていきますが
折角やるトレーニングの効果をより高めるためにも
カラダのコンディショニングにも目を向けてはいかがでしょうか?
比較写真の方は、カラダの開きが早く、手投げになっている選手です。
カラダの開きを抑えるためにタイミングを遅らせたり
下半身強化を行うなど色々試してきたそうですが
実践での効果は薄く、終いには肘を壊されたそうです。
そこで試したのは、カラダの開きを直接抑えるのではなく
そもそも理想とするフォームができない原因を
取り除くことを行いました。
可動域の改善は、その結果のひとつです。
このレベルでは、動きを向上するというより
「元々できる動きを復活させているだけ」というのが正確です。
つまり、今までは『がんじがらめ』になっていて
本来の動きができていなかったというわけです。
まずはフラットの状態に戻して
そこからプラス方向への進化を目指す
というのが自然な流れではないでしょうか。
実は、本来の動きができていないという選手は多いです。
そのことに早く気づけると、この冬の過ごし方が変わってきそうですね。