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院長メッセージ

ご一読ください

『整体院だけど“施術を売りにしていません”』

これからの話は

決して批判でも、比較でもありません。

正解・不正解を語るものでもありません。

 

あくまで

「こういう考え方、こういう価値観もある」

その一例として、読み進めていただければと思います。

当院は、今年で開業10年を迎えます。

これまで本当に多くの方にご来院いただきました。

 

その中で、僕は考えるようになりました。

「整体というサービスを通して、

 自分は一体、何を提供しているのだろうか?」

 

現代日本の医療制度は、

「発症したら医療機関にかかる」ことを前提に設計されています。

 

病気や怪我が“起きた後”に、

医療サービスを受ける。

 

これは皆さんもご存知の通りです。

日常的に、病気もなく、怪我もなく、

痛みや不自由のない生活。

 

それがどれほど価値のあることかは、

一度でも大きな病気を経験すると、身に沁みて分かります。

 

だからこそ、

「そうならないように予防できたら理想だ」

そう思うのは自然なことです。

 

しかし現実には、

今まさに問題が起きていない状態で、

“起こるかどうか分からない未来”に備え続けるのは、

簡単なことではありません。

 

地震や火災に備える保険。

病気に備える医療保険。

事故に備える自動車保険。

病気の早期発見のための人間ドック。

 

こうした「万が一」に備える制度やサービスは、

私たちの身の回りに数多く存在します。

 

備えたからといって、

100%防げるわけではありません。

それでも「備えあれば憂いなし」という言葉が、

完全に否定されることもありません。

 

整体の世界に目を向けると、

多くの方が

「痛みが出たら行く場所」

そう認識されていると、

この10年で強く感じてきました。

 

これは間違いではありません。

否定するつもりもありません。

 

僕自身も、

過去に大きな病気を経験しています。

 

初めての時は、正直どうしようもありませんでした。

ある意味、突発的な事故のようなものです。

 

けれど、時間をかけて振り返る中で、

一つの事実に気づきました。

 

それは、

その状態を“自分自身が作り出していた”ということです。

 

生活の選択、働き方、無理の積み重ね。

気づかぬうちに、

自分の手で、自分の体を追い込んでいました。

 

そのことに気づくまで、

随分と長い時間がかかりました。

 

そして、払った代償も決して小さくありません。

 

この経験から、僕は思うようになりました。

「そうならずに済むために、

 そうなりたくないと望む人に、

 伴走できる仕組みを作りたい」

 

当院では、

今ある痛みや不自由だけを見るのではなく、

それを生み出している背景を一緒に探ります。

 

生活習慣なのか。

仕事環境なのか。

身体の使い方なのか。

あるいは、避けられない体質なのか。

 

可能性を一つずつ整理することで、

「何に手をつけるべきか」が見えてきます。

 

そうすると、

取るべき対処は自然と絞られてきます。

 

そして最後に残るのが、

「それを実行するかどうか」という選択です。

 

この選択をするのは、

医師でも、整体師でもありません。

ご本人です。

 

今の医療制度は、

診断や治療の判断を、

医師に委ねる構造になっています。

 

これは、

医師を疑えという話ではありません。

医療を否定する話でもありません。

 

ただ一つ、

「自分の体に対する判断の所在は、どこにあるのか」

そこに、僕は考える余地があると感じています。

 

「治してもらう」という考え方を、

否定するつもりはありません。

 

ただ、もし

長期的・断続的・慢性的な不調を抱えているなら、

一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

 

なぜ、今の状態になっているのか。

自分が担うべき責任と、判断はどこにあるのか。

 

僕自身は、

その問いを繰り返した結果、

発症を抑え、日常生活に支障のない状態を

数年にわたって維持できています。

 

今も、必要な手立ては続けています。

その手立ては、

偶然選んだものではありません。

 

なぜそれなのか。

他に選択肢はなかったのか。

検討を重ねた末の結論です。

 

「歯磨きをしなければ虫歯になる」

分かっていても、

行動に移せないことはあります。

 

そこにこそ、

本当の意味での“根本”が隠れています。

 

当院では、

その部分に向き合うための仕組みを、

整体院の中に組み込んでいます。

 

腰痛や肩こりの改善は行います。

それは前提です。

 

ただし、

「なぜ自分は、この状態を繰り返しているのか」

そこに本気で向き合いたい方にとっては、

正直、少し面倒なプロセスもあります。

 

例えるなら、

「塾に通えば必ず東大に合格できる」

そんな話が現実ではないと分かる方なら、

この意味も理解できると思います。

 

もし、

痛みの改善だけでなく、

その先の再発予防まで見据えたいのであれば、

当院はお力になれると考えています。

 

当院は、単なる整体院ではありません。

 

なぜなら、

“施術そのものを売りにしていない”からです。

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